離婚
女性と離婚
女性弁護士の場合、女性から離婚の相談がよくあります。
夫の暴力や浮気に悩み、離婚を考える女性は非常に多いです。
彼女らは、離婚すべきかどうか、悩みながら相談に来ています。
離婚は、双方の合意があればできますが、離婚したのちの女性の立場は非常に厳しいものがあります。
妻が専業主婦で、夫の暴力で離婚を考えるケースでは、
多くの場合金銭管理を夫がしているので、
当事者の協議では夫のペースで話がすすみ、
財産分与や養育費でも妻は金銭的に不利な立場になります。
「もういや」と思って離婚をしても、たちまち経済的に行き詰ることになりかねません。
子供がいると、なおさら母子家庭の大変な生活が待っています。
「先生、私どうしたらいいんでしょうか?」ときかれた場合、
私は「やり直せるなら、もう一度努力してみたらどうでしょうか」
とアドバイスしています。
なんだかんだ言っても、お金は人生を彩る重要な要素だからです。
勢いだけで離婚をするのは決して決してお勧めできません。