弁護士が交渉し、30万円の解決金を不払いの婚姻費用も含め300万円にした事例
Bさんは、平成17年に結婚し、専業主婦として、夫と暮らしていました。しかし、次第に夫が朝帰りするようになり、それがどんどんエスカレートしていきました。夫はどうやら風俗通いをしているようでした。
Bさんは夫を問いつめましたが、夫は風俗通いを認めず、逆にBさんのことをののしり、Bさんは家を追い出されてしまいました。Bさんは仕方なく、実家に帰り、しばらく別居をしていましたが、その間夫は生活費を全くくれませんでした。
別居から3年半がたち、突如Bさんのもとに夫の代理人弁護士から離婚を求める通知書が届き、解決金30万円の提示がなされました。
Bさんは、この提案には納得ができず、また夫の代理人弁護士に自分で対応することに不安を抱いたため、弁護士にこの件の交渉を依頼しました。
弁護士はBさんがこれまでの3年半の別居期間中に全く夫から生活費をもらっていないことを重視し、夫の弁護士と交渉した結果、離婚条件として300万円の解決金を受け取ることで合意ができました。
Bさんが本件を依頼してから、1ヶ月でスピーディーに離婚の合意が成立し、Bさんとしては解決金を10倍に増額することができ、大変満足できる結果となりました。その後、弁護士が連絡をとって、Bさんの荷物を夫から送付してもらうなど、Bさんは直接夫と交渉することなく、スムーズにその他の事務処理も進めることができました。
Bさんは、無事に離婚が成立したことから、次の自分の人生に向かって歩み出しています。