後遺症認定を求め訴訟に。弁護士が保険会社と交渉し、慰謝料を獲得して和解した事例
Bさんは、高速道路を運転中、前方に事故を起こして転倒していた車に衝突して大けがをしました。Bさんの右腕は後遺症認定されませんでしたが、回りにくくなり、指も動かしにくくなりました。
保険会社は、後遺症認定がない以上、その部分について保険金を出せないと主張しました。
Bさんは、納得がいかず、弁護士に相談し、裁判を起こすことにしました。裁判では、Bさんの症状が後遺症の等級認定を受けるべきものであると主張しましたが、医療データが不足していたため、後遺症の等級認定はされませんでした。
しかし、Bさんの症状について慰謝料を支払うべきであるとして、80万円の慰謝料が認められました。本件は、控訴審までいきましたが、最終的には和解で終了しました。