車の助手席で信号無視の車に衝突される。弁護士が間に入り、満足できる賠償金で示談した事例
Cさんは、夫が運転する自動車の助手席に同乗中、交差点に入ったところで左車線から赤信号を無視した車が飛び出してきて、出会い頭に衝突してしまいました。
Cさんの車は新車だったのですが、この事故で大きく損傷してしまい、結局新しい車に変えなければなりませんでした。Cさんは、事故の衝撃でむちうち症となり、整形外科に通院をしていましたが、事故から3ヶ月経つと、保険会社の担当者から、しきりに「もう保険は打ち切る、症状固定をするように」と治療の打ち切りを求めてくるようになりました。
Cさんとしては、まだ症状が良くならないため、治療を続けたい意思があったのですが、保険会社からしきりに治療打ち切りの電話をされるようになって、精神的に苦痛になり、弁護士に相談しました。
Cさんからは、「とにかく保険会社と話をするのが苦痛で、何とかしてほしい」ということでしたので、弁護士が窓口となり、保険会社との一切の交渉を行うことになりました。保険会社は、早期の治療打ち切りを求めてきましたが、弁護士が交渉し、何とか半年間は保険で治療に通えるようになりました。
その後、弁護士のアドバイスで、Cさんは医師に十分な内容の後遺症診断書を作成してもらい、弁護士が独自のルートで自賠責の後遺症認定請求(被害者請求)の手続きを行いました。
そして、Cさんは後遺症等級14級に認定され、弁護士が保険会社と交渉した結果、ほぼ裁判基準通りの総額427万円で示談が成立しました。
Cさんとしては、「いったいどれくらいの損害額が適切なのか、全くわからない」ということでしたが、予想外に大きい金額の示談となり、非常に満足される結果となりました。