離婚
児童虐待事件
最近、子供の虐待事件の報道が多いです。
大阪の２人の子供置き去り事件は、非常にショッキングでした。
母親は１年前までは、通常の結婚生活をし、子育てもがんばっていたということです。
それが、離婚を契機に環境が激変し、経済的に追いつめられ、子育てもすべてがいやになったのだと思います。
今回のケースは極端ですが、子供を持つ女性の場合、今後の経済状況を考えると、安易に離婚をすべきではないと思います。
「離婚した後のことは何とかなる」と思っても、子供がいると長時間労働もできないし、収入はどうしても限られてしまいます。
実際、周りのサポートがなければ母親だけで子供を抱えて生活することは非常に難しいです。
そして「何もかもうまくいかない」という状況に追い込まれてきたら、
もう通常の精神状態ではなくなってきます。
子供も、足手まといでしかなくなってくるのでしょう。
今回の二人の子供のママを求めて泣きさけぶ姿を想像すると、同じ幼児を持つ親として、
本当に痛ましい気持ちになりました。
母親は、児童相談所へ相談したり、一時的に施設に子供を預けたりしてほしかったですし、
児童相談所ももっと本気で取り組んでほしかったです。
子供手当をばらまいても、こういうことには何ら効果はないと思います。
今回のようなことが起きないよう、もっとセーフティーネットを充実させることに
予算（人材を含めて）を使ってほしいと思います。
